ニンニクは中央アジアを発祥とし、ツタンカーメン王の墓からも発見されているほど歴史が古い植物です。紀元前1500年以前に書かれた世界最古の薬物治療書である『エーベルス・パピルス』にはニンニクを薬として使うと疲労、神経系疾患、便秘、腫瘍等に効果があると書かれています。黒ニンニクはニンニクを熟成させたもので通常のニンニクと比べて以下のような特徴があります。
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①ニンニクの副作用が無くなる
ニンニクを多く生食すると副作用が起きますが黒ニンニクではこのような副作用がほとんど見られません。これはニンニクを熟成させることによって副作用の原因物質であるアリシンが分解されるためであると考えられています。
②ニンニク特有の臭いが無くなる
上記のアリシンはニンニク特有の臭いの原因となっています。そのためニンニクを熟成させてアリシンが分解されるとニンニク特有の臭いが無くなり食べやすくなります。
③ニンニクの有用成分が増大
黒ニンニクだと抗酸化力が強いアリルシステインの含量が顕著に増加することが知られていますが、これは生ニンニクだとアリインという物質に代謝されるため微量しか含まれません。このアリルシステインは一日の摂取目安量は2mg(約2片)とされています。
弊社が扱っている黒ニンニクは、福岡県篠栗町で農薬を使わず一つ一つ手作業で育てたニンニクを使ったものです。是非ご賞味ください。
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参考文献
齋藤洋 『ニンニクの科学』 2000年 朝倉書店 小森優美 『LC/MSによるにんにく機能性成分の変動解析』 2022年 日本質量分析学会 田平武 『S-アリルシステイン(SAC)高含有ニンニクサプリメントの忍容性試験』 2021年 日本脳神経外科認知症学会 市丸雄平 『第6次産業開発健康食品「黒ニンニク」が生体におよぼす影響(1)』 2013年 東京家政大学生活科学研究所研究報告 市丸雄平 『第6次産業開発健康食品「黒ニンニク」が生体におよぼす影響(2)』 2014年 東京家政大学生活科学研究所研究報告