遊泳用プールは時間経過とともに雨水や埃、落葉や昆虫の死骸といった有機物が混入していきます。これらを栄養として悪玉菌や植物性プランクトンが増殖し、汚れやヌメリの原因となります1。
弊社のサイオン(善玉菌の集団)は主に乳酸菌、酵母、光合成細菌で構成され、有機物を分解することで悪玉菌や植物性プランクトンの増殖を抑制し、更にヌメリなども餌として分解するためプール掃除の簡素化を図ることが出来ます。
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①化学物質を使用しないので安全。
本製品に含まれているのは乳酸菌、酵母、光合成細菌を中心とした善玉菌の集団であり化学物質は一切使用しておりません。そのため人体に対して悪影響を及ぼさないため安心して使用することが出来ます。
②プール掃除の簡素化。
プール掃除の際に問題になるのが壁にこびりつく藻やコケです。本製品に含まれる善玉菌の集団がこれらを餌として分解するため容易に剥がれやすくなるためプール掃除の簡素化を図ることが出来ます。
③プールの腐敗・悪臭発生を抑制。
水中に溜まった有機物は嫌気状態になると、嫌気性微生物によって分解されヘドロと化し、硫化水素やアンモニアなどの悪臭物質になります2。乳酸菌には腐敗菌や病原菌の生育を阻害する作用があり3、ヘドロを分解するので4 5、プールの腐敗と悪臭を抑制することが出来ます。
①本資材を2倍~5倍の水で希釈してください。
この時、希釈に使用する水は事前に汲み置きなどをして約六時間程カルキ抜きをしてください。 本資材を水で希釈する目的は、第一にプール全体に善玉菌が散布されるようにするため、第二に誤って零してしまった場合の損耗を軽減するためのものとなっております。
②水で希釈した本資材をじょうろに移し替えて、プールの側面一周をゆっくり移動しながらプールの壁にかかるように撒いてください。
この時希釈液がプールの排水溝に流れてしまうと排水溝浄化には役立ちますが、プール浄化には寄与しなくなってしまいますのでご注意ください。また大雨の日の散布は避けてください。
①塩素剤投入直後のプールに本資材を投入すると善玉菌が死滅してしまい効果が発揮出来なくなります。これは本資材の失敗例の中でも最も多い失敗例ですのでご注意ください。塩素剤を投入する場合は使用してから二か月程度の期間が経ってから本資材をプールに投入してください。
②本資材の善玉菌は綺麗すぎる水の中では餌が無いため増殖することが出来ません。プールの使用が終わってから一~二か月経過し、ある程度有機物(木の葉や昆虫など)がプールに溜まってから本資材を投入してください。
③本資材の善玉菌がプール浄化をするためには増殖し、プール内の有機物を分解する時間がある程度必要になります。プール清掃日の直前に投入しても効果を発揮しないので最低でも一~ニか月前には投入してください。
商品名:プール清掃用サイオン
容量:10L
価格:19,800円(税込、送料別)
内容:乳酸菌、酵母など
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脚注一覧
- 小暮幸雄. 底泥浚渫による水辺の悪臭防止技術. におい・かおり環境学会誌. 2016. 47(3). ↩︎
- 徳平淳. 水系汚濁について. 日本機械学会誌. 1971. 74(626). ↩︎
- Q. Wang, K. Yamabe, J. Narita, M. Morishita, Y. Ohsumi, K. Kusano, Y. Shirai, H.I. Ogawa. Suppression of growth of putrefactive and food poisoning bacteria by lactic acid fermentation of kitchen waste. Process Biochemistry. 2001. 37(4). ↩︎
- 村城龍一, 佐藤圭輔. 乳酸菌発酵による底泥分解プロセスの分析と再資源化手法の提案. 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集. 2017. 28. ↩︎
- 奥畑博史, 杉野伸義, 宮坂均, 森川博代, 竹野健次, 佐々木健. ビタミン類添加による底泥の有機質の浄化. 環境技術. 2011. 40(12). ↩︎